性格診断-前編-

結婚の条件として「価値観の合う人」という項目が上位にありますが、
「性格が合う人」という表現はあまり聞きません。しかし相性診断などでは
この人はこういう性格です!という表現をよく見ます。
そもそも、性格というものは、昔から世界で研究されてきたようで、現時点では
 持って生まれた性格
 親の環境下で培った性格
 社会の中で培った性格
と成長と共に影響を受け、変化するようです。
ただ持って生まれた性格については、変わることのないその人の本当の性格と言えると思います。
一般的に性格診断では、この変わらない持って生まれた性格を見つけ出す為に行われます。

性格診断が何故婚活に大切なのか。
 本当の自分を知ることで、相手との人間関係がうまくいく。
 本当の自分を知ることで、相性の良い相手を見つけやすい。 

性格診断でよくあるのは、血液型での種別。A型は几帳面で細かく、B型はマイペース、
O型はおおらかで、AB型は変わり者、なんてよく聞き、「あの人は何型だからこういう人だ」と
勝手に決めつけたものでした。現在では、持って生まれた性格は、DNAを中心に形成され、血液型は、
性格に影響しないことが解っているようです。
このDNAによる性格診断が、現在最も信頼出来る方法として取り入れられ、Amazon等でも販売されて
いますが、結構高額です。

一方で広く企業でも取り入れられているのが、エニアグラムになります。
エニアグラムは、古くは2000年前から、イスラム地域で限られた人のみに使うことの許された、秘伝の分析法だそうです。
現在はいくつかの質問を答えることで、性格を9つの分類に当てはめ、自分の本来の性格を知ることで、人間関係の改善や適職判断に役立てているようです。またこの性格診断の分類は、現在は科学的な根拠で検証されているようです。
弱点は、最初に書いた成長と共に受ける影響に、本来の性格が隠れてしまうことです。
つまり、いくつかの質問を答える際、現在の環境により本来の性格と異なる答えをしてしまうため
正しい判断が出来なくなることがあります。
また熟練された先生でないと、明確な判定が出来ない場合もあるようです。

そういう点からもDNAによる性格診断は間違いなく、正確性もあることから有用と言えそうです。
ただ細かい分析、相性、これからこうしたら良いのでは、というアドバイスは、エニアグラムの方が
わかりやすく書かれており、相手探しのための性格診断は、エニアグラムの方がよいのではないかと
思います。
長くなりましたので、続きは次回にさせていただきます。

結婚を考えている皆さまに、人生100年「良縁」をいただけるように、お手伝いさせていただければと思います。

2023年09月18日