ライフプランを作ろう!

結婚してみると、独身時代と違い、予想以上に出費がかさみます。
子供が出来ると、さらに出費も増え、マイホームや老後の資金確保のためにも、あらかじめライフプランを夫婦の共同作業として作成することをおすすめします。

第一に収入です、これは可処分所得という数字を使います。
いわゆる社会保険料や税金を抜いた手取りという数字です。
残業代は含めないことをおすすめします。あくまでも余剰と考えた方が安心です。

第二に支出です。
生活費、住居費、車両費、教育費、保険料、その他等に分けて、計算してみましょう。
収入―支出がこの時点でマイナスになる様であれば、支出内容を見直す必要性があります。
何とかなるだろうで走っては駄目です。
プラス分は貯蓄になります。
マイホームの購入や、教育費、いざという時に必要です。

ちなみに、くすもとFP事務所の発行の「自分でつくるライフプラン」によると、幼稚園から大学まで公立の場合と幼稚園から大学まで私立の場合では、3倍近く教育費が異なります。
特に、小学校は年間120万円も公立と私立で差があるそうです。

第三に保険です。
何かの時のために保険に入ることをおすすめします。
死亡保険だけでなく、医療保険も大切です。
最近は就業保険もあるようですので、突然働けなくなった場合に備えることも賢明かと思います。

第四に年金です。
定年の延長やシニア雇用などで働ける時期は伸びていますが、平均寿命も伸びており、人生100年時代、70歳まで働いてもまだ30年もの人生が残っています。
ご自身の年金や貯蓄、退職金等、現時点で把握してライフプランに入れて見て下さい。

第五に資産運用です。
株、不動産投資等により、副収入であったり、老後の資金の支えにもなります。
ただしこれらも余剰資金で行うことが大切であり、計画的に貯金の一部を資産運用に当てるなり、実際の生活に無理のないようにしましょう。

最終的には、年度別にライフイベント(出産や子供の入学、マイホームや車の購入等)を入れて、
人生のライフプランを作成します。
繰り返しになりますが、必ず貯金が出来る計画にしましょう。
また出産や子育てには支援金等もありますので、これらも考慮することで、より、具体的なライフプランが作れるでしょう。
このライフプランをご夫婦で共有し、定期的にメンテナンスすることで健全な家庭を築けると思います。

Harmony桃里では
「結婚」を真剣に考えている皆さまに、人生100年「良縁」の出逢いをいただけますよう、お手伝いさせていただければ幸甚です。

2024年01月16日